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四国八十八ヵ所 いろいろな巡礼の仕方

四国八十八ヵ所 いろいろな巡礼の仕方

徒歩
伝統的には、四国遍路は「歩き」(歩き遍路と呼ばれる)で、1日30km歩いても約40日を要します。一時期は峠道や山道などの旧来の遍路道も廃れ、幹線道路になった遍路道は車の排気ガスが充満するなど歩き遍路にとってはつらい状況になりましたが、排気ガス規制や、寺院や地元の人たち、へんろみち保存協力会などによって、遍路道の整備や復興、道しるべの設置などが行なわれ一時期よりは歩きやすくなりました。国道55号などの遍路道と幹線道路とが一体化している道や旧来の遍路道では、遍路装束の歩き遍路を目にすることができます。歩き遍路向けに歩き遍路のルートを解説した書籍も何点か販売されています。また、全行程ではありませんが、いくつかの区間においてハイキングも兼ねたウォークガイド本も出ています。

バスによる団体巡礼
昭和40年代からの四国内の道路事情の改善もあり、大型観光バスによるお四国巡りの団体巡礼が企画催行されています。何泊もしながら1回で回り切る本格的なもの、一国参りといって一つの県内を回るもの、原則日帰りで、1回で10か寺程度ずつお参りし、何回かのツアーに参加して結願となる手軽なものなど、さまざまです。地元の会社が主催する四国発着の団体巡礼もありますが、大手ツアー会社が主催する関西や中国地方からの団体巡礼も多く、近年では関東などからの団体巡礼も増えています。団体巡礼では本堂や大師堂での読経は先達や僧侶が先導してくれ、納経帳に判を貰うのは添乗員が代行してやってくれます。このようなツアー会社やバス会社主催の団体巡礼以外にも、札所や寺院、各地の参拝団(講)が主催する団体巡礼もあります。小規模な団体や大型バスが通行できない札所への参拝は、マイクロバスやジャンボタクシー等も利用されています。

公共交通機関の利用
体力や身体的な理由などですべてを徒歩で巡礼するのは無理でも、できる限り歩きつつ公共交通機関を利用する巡礼者もいます。2006年から、四国運輸局では、公共交通を利用した四国遍路のためのガイドリーフレットを作成、配布しています。

自動車・オートバイ遍路
自動車やオートバイを利用して、巡礼する人も多くいます。マイカーを利用したり、遠方からは四国でレンタカーを借りて巡礼する人もいます。四国の出先機関に赴任してきた人の中には、休日を利用して少しずつ計画的に回る人もいます。今では、高速道路を利用すれば、四国の主要都市からほとんどの札所へ日帰りが可能です。但し山道など道路事情が良くない区間、札所も多くあります。

自転車
自転車を利用して参拝する巡礼者もいます。ルートは自動車を利用する場合とほぼ同じですが、山寺などへのルートは急坂が多いため、登りはともかく降りは注意しないと危険です。きちんと(特にブレーキを)整備した自転車を用い、極端に安価な軽快車・ママチャリ・折り畳み自転車等はブレーキやフレーム強度に問題がある場合が多いため、避けたほうがよいでしょう。

テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

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